星空つづり

星空・天体写真などの記録を綴るブログ

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2008.07.29 Tuesday

Zenithstar(ジェニスター) 66SD APO

気軽な眼視用にと、小型の鏡筒が欲しくてWilliam Optics社のZenithstar(ジェニスター)66SD APOを手に入れた。入手先はスタークラウドさんである。
SDレンズ使用のアポクロマート鏡筒ということもあり、小口径ながら、眼視だけではもったいない感があり、併せてフラットナーレデューサー等も購入した。

Zenithstar 66SD ケース


ケースも大変小型でこれならどこでも持って行けそうだ。
鏡筒の仕様は、D=66mm f=388mm F=5.9 2玉SDのアポ鏡筒だ。
鏡筒の台座は、短めのビクセン互換アリガタ仕様となっていて、SXホルダーでもなんも問題もなく取り付けできた。もちろん、カメラ三脚のネジ穴も切ってあるので通常のカメラ三脚にも取り付け可能となっている。
対物レンズのフードは回転させることで伸縮する。回転も滑らかだ。
ピント機構は10分の1減速装置付きのクレイフォードで、ドローチューブには目盛りが打ってある。

ジェニスター眼視


観望用には、正立プリズムを併せて使ってみたいと思い、同時に手に入れた。なかなかカッコウは良さそうだ。ただ、このスタイルで天頂付近は見づらさそうなので、その場合は天頂プリズムを使用せねばなるまい。

ジェニスター写真撮影


写真撮影(直焦点)の場合は、見口を2インチアダプターに取り替え、フラットナー兼レデューサーを差し込み、Tリングを介してカメラを取り付ける。フラットナーの先には、パラコアと同様に48mm径のフィルターネジが切ってあるので、LPS-P2などのフィルターも使える。
また、フラットナーにはカメラ回転装置も付いていて使いやすそうだ。

ただし、不安もある。WEBではバックフォーカスが長いので、直焦点撮影ではピントが出ないと記載されていたにもかかわらず、実際には、その逆で、大してバックフォーカスがなく、長さが50mm程度ある2インチアダプターを介しているため、遠景を撮影した際、ドローチューブをいっぱいに押し込んだ状態のギリギリでピントが出ている。というか、ギリギリのところでピントが出ていないのかもしれない。このへんは実際に星像を撮影し確認したいところである。
おそらくちょっとのことでピントが出ていなかったとしても、LPS-P2をかませば(その厚みのお陰で)ピントは出ると思われる。
なお、バックフォーカスが長すぎてピントが出ないことを想定して、せっかく2インチ延長筒まで購入したのだが不要であった。もったいない。

Zenithstar 66SD バッフル

最後にレンズ及びバッフルの様子。バッフルが10段あるらしいが、効果のほどは不明。
ネットを調べる限りでは、このジェニスター66SDを使っているレポートもほとんど無く、実際のところどれほど使えるものかは分からないが、またの機会にレポートする。

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