星空つづり

星空・天体写真などの記録を綴るブログ

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2016.01.06 Wednesday

赤フィルターを試す

年末にEOS 6Dを瀬尾さんにお願いしてSEO-SP4改造してもらい、ほぼ一年ぶりのフィルター改造機復帰を果たしてちょっと調子に乗ろうかな〜なんて思いながら過ごした正月休み。
結局2回出られただけとなったが、二度目は、調子こいたついでに富士フイルムのSCフィルターをはめてみて赤モノを撮ってみた。

シート状フィルターは、こんな風にカットしてカメラ内部に収めてしまえば、レンズや鏡筒に関係なく使えて経済的(笑



Leeソフトフィルターも長年こんなふうにして使ってきたけど、肝心のLeeフィルターはケンコーの取り扱いがなくなり、国内で手軽に手に入る商品でなくなってきているのがちょっと残念。

さて、話は戻ってシャープカットフィルター SCには、カットする波長ごとに同じ赤でも細かく設定がある。
ケンコーのR64ほど赤黒いフィルターでもなく、少し黄色よりの幅の広い赤フィルターSC58をチョイス。580nmより短い波長をカットするフィルターというわけだぁ。

以前持っていたHαフィルターは、明るい恒星でやっとピントを合わすことができる感じで、ちょいと苦労していたので、気楽に使えてそこそこ赤モノのコントラストが稼げるならばと試してみた。

LRGB合成前提で、RGBとして使うために、まずはSEO-SP4で普通に撮ったバラ星雲。
RAW現像した一枚物。レベル補正しただけで、フラットなどは処理しとらん状態です。
もう赤がよー出とる。これでええんとちゃう。と思うが・・


で、こっちがL画像用にSC58を入れて撮った画像。
こっちも一枚物でモノクロ化してRGBとほぼ同じ調子になるようレベル補正だけ処理。
 


はん? よーく見比べると、多少コントラストよさげな風な気がしないでもないような、そうでもないような・・・

で、それぞれ10枚ずつコンポしてLRBG合成してみて処理してできたのがコレ。

バラ星雲

普通にRGBから処理してもええような感じにも見受けられますが、RGBだけから処理するのと比べて、星雲部分の処理がそれほど無理なく触れるのは楽でしたので、多少はフィルターの効果もあったのかと・・思うことにします。

RGBのみと、LRGB合成したものとの比較では、コンポ後のこっちの方が星雲部分のコントラストの違いがよく分かるかもです。

<RGBのみコンポしたやつ/4minx10flames>
<LRGBコンポしたやつ/L:8minx10flames RGB:4minx10flames>
そうそう、処理していてもう一つ気付いたこと。
Hαフィルターの時は、そのフレームをLにそのままぶち込むと、(恒星が小さく写るので)恒星の中心と周辺に変な輝度差や色落ちが出るので、Rフレームなどにブレンドしながら処理するという面倒なことをやっていた。
今回のフィルターは幅の広い赤フォルターと言うこともあってか、その意味での処理の難しさは全く感じられませんでした。

最後に同日撮影した とも座の二重星団(M46,M47)です。

ε-160 / Canon EOS 6D SEO-SP4
ISO-1600 / 4min x 5

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