星空つづり

星空・天体写真などの記録を綴るブログ

<< September 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

<< 勾玉星雲 | TOP | アイソン彗星とラブジョイ彗星 - 牛窓にて >>

2013.11.11 Monday

夜の晴天日数 - 全国の夜間晴天率

全国の夜間晴天率って納得できる集計でざっくり判る情報はウェッブ上では見つからない。ということで気象庁の便利なサービスを利用して自分で集計してみた。

晴れの国おかやま...と言い出して久しいが天文屋にとっての晴れの条件は結構厳しい。自分も相当天気ばかり気にしている口である。
住んでいる岡山は幸い夜もよく晴れてるとは思うが、実際どうなのか統計的な情報が気になっていたのである。

元ネタは気象庁気象統計ウェッブページからCSV形式で引っ張れる過去データ。
全国の気象台の様々な項目を抜き出すことが出来るのだが、これらの「気象概況(夜間)」の項目を過去10年分集計。
気象概況は、気象台職員が実際に空を目視観測した情報だと思われる。(未確認)
判定は気象台が異なっても記載用語はほぼ統一されていて、今回の「晴れ」として扱ったのは、「快晴」「晴」「晴れ一時曇」の3判定とした。天文屋の厳しい目から「薄曇」とか「晴一時雨」とか「曇時々晴」とかは晴れとして算定しないようにした。

さて、勝負のしがいのある適当な都市や、近県、日本海側の都市などをピックアップしてデータ取得&集計してみた。
集計は2003年〜2012年の10年間を対象に行い、平均をとって年間晴天日数を出した。

その結果、岡山市は全国的に見ても確かに夜もよく晴れている。
夜間晴天率は、東京が1/4以下であるのに対して、岡山は1/3以上。そんだけしっかり晴れているという結果。
ただ、集計対象の中で高知市には負けた。まぁこれは感覚的には納得できる結果だ。
おそらくだが、冬場の夜間晴天で少し差が付いているのではないかと思っている。これについては後日検証・追記してみたい。

全国の夜間晴天日数

以下 2013.11.12 追記

早速翌日、岡山市vs高知市ということで両市のデータを季節ごとに分け、前回と同じように10年分を集計した。

思ったとおり、年間の晴天日数の差は、冬場が主な原因のよう。
岡山の場合、通常の冬型の気圧配置であるときは、県北部が雪や曇り空で、県南部が晴天となるパターンが多い。
ところが冬型があまりにも強すぎる場合には県北の曇り空が県南まで覆い尽くすことが時折ある。
冬場、星撮りの時はこの状況を結構気にしながら、県南都市部の光害を避けるためにどこまで北上できるか考えることが多い。おそらく高知市は強い冬型でも晴天を維持しやすい地勢なのだろう...と考察。

しかし、気象庁のオープンデータはほかにもいろいろ使えそうです。ありがたい。

▲top