星空つづり

星空・天体写真などの記録を綴るブログ

<< January 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

<< 岡山アストロクラブ 天体写真・活動展示会(開催告知) | TOP | 屋久島・種子島の旅(後半) >>

2012.07.22 Sunday

屋久島・種子島の旅(前半)

子供の夏休み突入と同時に屋久島・種子島へ5泊6日の家族旅行に出かけてきた。
メインイベントは21日種子島から打ち上げられるH2Bロケットの見学と世界遺産屋久島の観光だ。屋久島・種子島へは自家用車をフェリーで渡して移動する方法を選んだ。

19日夜岡山を出発、一路鹿児島へ徹夜走行。

【7月20日】

屋久島行き鹿児島港発AM8時30分のフェリー「屋久島2」に乗船した。

▼フェリー屋久島2
フェリー屋久島2

フェリーは屋久島(宮之浦港)まで約4時間ほど。+3000円の個室をキープしていたので運転手の私は終始爆睡モードだった。

▼フェリー内の個室
娯楽室(個室)

個室は何種類かあったようで、一番簡素な娯楽室というやつ。洗面所・テレビがあるだけの何もない簡素な部屋だが、家族4人では広すぎるくらいだった。
就寝前に船内にある浴室でサウナ&シャワーを済ませたが、これも広々としてかつ無料で利用できるのでありがたかった。

屋久島に上陸し、まずは島の反対側(南側)まで移動し、千尋(せんぴろ)の滝や、海岸にある温泉などを訪れた。

▼千尋の滝
千尋の滝

この日は宮之浦に戻りシーサイドホテル屋久島に宿泊。
夜には名物の「トビウオ」料理が出てきた。肉厚な魚で全くクセがない。普通の白身魚を食っているのと同じで美味かった。

【7月21日】

最初のメインイベント、ロケット打ち上げの日だ。
屋久島の朝は時折日がさす程度の空。朝日はちゃんと拝めたのだが、時間とともに雲が厚くなる。ロケットは大丈夫かと思いつつ種子島へ向かう。

屋久島からは町営のフェリー太陽で種子島の島間(しまま)港まで約1時間。島間港は種子島南部にあるので打ち上げ見学会場へはとても近い。

▼フェリー太陽からドン曇の屋久島を振り返る
フェリー太陽

▼フェリー太陽の一般客室(ゲロバケツが印象的だ)
フェリー太陽

フェリーの到着は10:05。11:06の打ち上げまで1時間ほどしかない。
ロケハンなどしている暇はなく見学会場選びは一発勝負を覚悟していた。
島間港から向かったのはオーソドックスな会場「長谷展望公園」だ。ところが!・・
展望公園の駐車場手前500メートルほどから車が大渋滞。おそらく駐車場に入りきらなくて列をなしているらしい。打ち上げまで40分を切っている。このままではやばいと思い、全く動かない車列を抜け出し「宇宙ヶ丘公園」に向かった。
発射20分前宇宙ヶ丘公園に到着。こちらは臨時駐車場が十分に広く余裕で入れられた。
見物客もあふれかえってるほどの印象はなく、最前列から2列目を確保できる余裕ぶり(笑)

▼宇宙ヶ丘公園
宇宙ケ丘公園

そそくさとカメラをセットして準備完了。発射まであと5分を切っていた。
園内に流れていたJaxa管制音声に合わせてみんなでカウントダウン!・・発射!

H2Bロケット発射

朝から垂れ込めていた雲に10秒もしない間に吸い込まれて消えてしまった。
会場全体が大歓声からため息へと変わって行く様子がなんとも言えず共感できた。

▼発射時の歓声とため息(動画)


複雑な気持ちを切り替え、そそくさと会場を後に。
車で15分ほどのところにある観光名所「千座の岩屋」(浜田海水浴場となり)を見学する頃は厚い雲はだいぶ少なくなり、暑い日差しさえも時折指してきていた。
午後からは宇宙センター内の道路を走り、宇宙科学館に向かう。
途中、大崎射場を近くに見ることのできる展望所があったので休憩。

▼大崎射場を望む展望所より
種子島宇宙センター大崎射場

ほどなく宇宙科学館に到着。この日は発射があったので午後からの開館。
空は曇ったり晴れたりとめまぐるしく変わる。梅雨明けしているはずと思い込んでいたのだが、梅雨明けが前年より2週間ほど遅れているというのを実はあとで知った。
さて、科学館は既に多くの人で混雑していた。お土産購入で狙っていた館内ショップの品々が売り切れやしないかと心配してしまうほどだった(笑)

▼宇宙科学館(外)
種子島宇宙科学館

▼宇宙科学館(中)
種子島宇宙科学館

宇宙科学館を後にして、昼食後、次は子供のお楽しみ「聖地巡礼」を行った。
何の? アニメ映画の「秒速5センチメートル」に出てくるシーンを目差せ!というオタッキーな企画だ。
オヤジはこの日のために事前にネットで情報を収集。映画も実は私が最初に見ていたのだ。
家族には行きの車内で上映会を済ませていた。
巡礼先は3ヶ所。いずれも中種子町内の場所で、アイショップ石堂店、中山海岸、その二つの途中の丘である。説明が面倒なのでアニメのコマと実写とを以下一枚にまとめてみた。

秒速5センチメートル

なにげに家族に受けていたのは、いかにもオタク風貌な人たち数人を現地界隈で見かけたことだ。特に、アイショップ石堂店では、映画で頻繁に購入される「ヨーグルッペ」と「ミルクコーヒー」を実際に購入してショップ横のベンチで飲んでいた青年。
ショップもよほどこの2つの飲み物が売れるらしく、他の商品とは別格の在庫量が冷蔵庫に並べてあったことにも笑えた。さすが商売人だ。
それにしても・・うちの子は聖地巡礼第二弾として「涼宮ハルヒの憂鬱」企画として西宮に行きたいらしい。私的には「けいおん」の学校建物の舞台がある滋賀県もいいのだが(^^;

ところで、巡礼地の一つ「中山海岸」は、大崎射場を美しく望めるようだ。ロケットの発射が左方向に弧を描くように見られるだろうし、射場もほぼ下まで見えている。引き気味で撮影したりするにはいい画が撮れそうなポイントかもしれない。

▼中山海岸から見る大崎射場(APS-Cサイズ200mm望遠)
中山海岸

さて、この日は種子島の南種子町の大和温泉ホテルに宿泊。
夜、千座の岩屋のある浜田海水浴場まで一人で出かけ、雲多い空の中、お決まりの星撮りを敢行。
しかし薄雲が多くて最高の天の川を撮ることはできなかった。

▼種子島(浜田海水浴場駐車場)にて
天の川(浜田海水浴場)

【7月22日】

ホテルを出発し、熊野海水浴場へ。
海的には浜田海水浴場の方が広くて美しいのだが、この海水浴場は隣に町営の温泉施設(中種子町温泉保養センター)があり、水着のまま温泉施設に移動できるということでチョイス。
種子島の海って信じられないほど遠浅でビックリ。水もとても綺麗だった。
遠浅のせいか「熱帯魚」というか魚類なるものを全く見かけなかったのは残念。
泳いでいた午前中はガンガンに晴れていたが、温泉を出た昼ごろには雷雲がやってきて海岸は遊泳禁止になっていた。ほんと天気がよく変わる。

▼中種子町温泉保養センター(手前右)と熊野海水浴場(左奥)
熊野海水浴場

午後は島間港に移動。
島間港付近でハイビスカスがたくさん咲いている場所があった。南国だ〜

ハイビスカス

島間港からはフェリー太陽で再び屋久島に戻った。
屋久島後半の宿泊先となるペンション「シーフォレスト」にチェックイン。

ペンションシーフォレスト

このペンション、ワンルームタイプのコーポみたいな作りで、部屋の出入りは24時間自由。夜空が良ければいつでも星撮り出動できるというわけだ。
ここでの夕食もしっかりトビウオ(丸唐揚げ)が出てくれた。

シーフォレストの夕食

夕食後、雲が多かったがロケハンを兼ねて星撮りに。
南の空が暗そうな安房(屋久島の東側)の先にある「春田浜海水浴場」に行ってみた。
雲が多くて写真にはならなかったがなかなかいけそうな場所であることがわかった。

(後半に続く)


19:24 | - | - | bookmark |

▲top