星空つづり

星空・天体写真などの記録を綴るブログ

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2012.02.29 Wednesday

双眼鏡

自分が双眼鏡を使うシーンといえば、自宅でちょいと空を見上げたいときと、天体確認で使う時くらいで、じっくり観望をするときにはなかなか使ったことがない。
もう少し使ってやろうとは思うのだけど、ついつい望遠鏡での観望や撮影に付きっきりになってしまう。

そんな可哀想な双眼鏡たちをちょっと紹介。



<一番左> VIXEN ACTY ZR /7x50/実視界6.7°
いわゆる安物双眼鏡の部類に入るやつなんでしょう。
まともな双眼鏡を持っていない頃、とりあえず双眼鏡がすぐ欲しくなって、近所のキタムラカメラへ(^^;
確か3〜4万円ほど握っていってNikonの双眼鏡を買うつもりで行ったはずだか、いろいろ店舗内で見比べてると1万円ほどのこいつが妙に見やすくて「これでいいや」と購入した記憶。しばらくはちゃんと使ってましたかね。
射出瞳径が7mm近くあるのでとても明るいくて、デカさの割に軽くという印象の機材。
最近は、覗き口のラバーがカピカピになってヒビが入ってきたりしてるので、処分待ちって状態。

<真ん中> Canon (IMAGE STABILIZER) 10x42 L IS /実視界6.5°
観望用にビックカメラで買った双眼鏡。15万くらい出したような憶えが。
いわゆる防振双眼鏡で、指先クリックで防振ONになる。
防振を入れると散開星団や木星の衛星、月のクレーター、夏の銀河や星雲など、ブレない分しっかり光りを固定でき何でも見やすくなるのはよい。像はかなりフラットでさすがLレンズの血を引いているという感じ。
ウォータープルーフ仕様のタイプなので、夜露でベチョベチョになるところでも気にせず出しっぱなしにしている。
射出瞳径は4.2mm。歳をとると瞳径が5mmくらいまでしか開かないらしいので、これなら集光も無駄にならない(笑)
難儀なのは、長い時間首から掛けているにはちょいと邪魔だし、重い。
カメラネジが底面に切ってあるのでカメラ三脚に載せることはできるが、あれこれ見るときには覗きにくいのでそんな使い方はしていない。
最近は自宅のちょいと観望用でたまに使っている程度かな。こいつはもっとちゃんと使ってやりたい。

<一番右> VIXEN FORESTA HR/ 6x32 / 実視界8°
最もお気に入りで稼働率の良い双眼鏡。確かビックカメラで3万円弱で買った気がする。
軽量コンパクトなので首から掛けているのを忘れる。
手ブレをほとんど気にしなくて良い6倍という倍率が特に気に入っている。これで見る散開星団や夏の天の川なんかはとても気持ちいい。像のシャープ感は高級双眼鏡には届かないが、視野の広さとブレないことで気持ちよさは数倍高まってる気がする。
最近はファインダー代わりというか、天体確認にもっぱら使うことが多い。
ちなみにビノホルダーの取り付けネジはないので手持ち専用、防水、ダハプリズム仕様だ。

さほど双眼鏡の見え味にこだわりをもってないため自分ではよく判らないが、見る人が見ればいいもの悪いものって判るんだろうねぇ。


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