星空つづり

星空・天体写真などの記録を綴るブログ

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2010.06.07 Monday

200円で望遠鏡を作ってみた

先日単なる興味で、100円ショップ「ダ○ソー」に売っていた虫眼鏡を使って望遠鏡を作ってみた。
構想30分、製作40分、制作費用200円(^^)

購入したのは、2種類のルーペ
・ガラス素材の口径60mm(拡大率3倍とある)のもの
・ABS素材のレンズ径21mm3枚構成(一枚で拡大率4倍とある)のもの

そのほかの部材(自宅にあったもの)
・500mmリットルの炭酸ペットボトル(要ふた)
・速乾性接着剤、ゴム素材の両面テープ、ビニールテープ


<作り方>
1)各レンズの焦点距離をできるだけ正確に計測
今回の場合は、遠方の明るい風景に定規の上でレンズを向けて原点に立てた紙に像が綺麗に写るところで計測。このとき、レンズセルの中心線で計測しましょ〜。
デカレンズは、焦点距離が137mm、チビレンズは2枚重ね(倍率を稼ぐため)で18mmだった。
※チビレンズは3枚あったけど、テストでの像が極端に悪かったので2枚で妥協ね。
さて、デカレンズを主レンズに、チビレンズ2枚重ねを接眼レンズとすることで、完成時の倍率は 137÷18=7.61倍のはず。

2)ルーペの分解
分解と言っても、レンズを裸にはせずセルにくっついた状態で使用します。回転部分を取っ払ってバラしただけね。

3)ペットボトルの加工
まずは蓋の付いている状態の先端から底側へ向かって、それぞれのレンズの焦点距離の合計(137mm+18mm)分の長さでぶった切っちゃいます。※「蓋の厚み分+接眼レンズセルの厚みの半分」くらいは引き算しておきましょう。
さらに、切り口に主レンズセルを仮ハメしながら、セルの形状に合わせて切り口に凹凸が付くようカットします。※焦点距離が大幅にずれないようセルの厚みの半分がはめ込まれるようカットしましょう。
次に、接眼レンズから見通しできるように、ペットボトルの蓋の中心に20mmくらいの穴を開けます。

3)組み立て
主レンズのはめ込み(貼り付け)を行います。このとき、ピッタリはまるようにレンズセルの側に沿って厚手の両面テープを重ね貼りし、ペットボトルの内側に貼り付けます。さらに外側からビニールテープで補強します。※光軸が極端にズレないよう、ペットボトルを立てたとき真っ直ぐ垂直に立つように組み立てましょう
接眼レンズは、2枚のルーペをまず接着剤で重ね、それを穴明けしたペットボトルの蓋に接着剤で貼り付けます。※レンズに接着剤が付かないように注意ね。

4)完成!
完成したら覗いてみましょ〜
ピントは、ペットボトルの蓋を回すことでヘリコイド式に調節できます。
計測やペットボトルの加工が悪いとピントが出ないかもしれませんよ。
3mmほどの幅で調節できるので収まればラッキーです(笑)
私は一発で合いましたが、ダメなら主レンズの貼り付け位置で調節してみましょう。それでもダメならペットボトル本体の加工をもう一度どうぞ(^^;





5)性能は?
意外にもハイアイポイントでとっても覗きやすいです。
像はというと、実用レベルにはほど遠いですね(笑)
とにかく、視野の半分ほどしか像がまともに見えません。
外縁は像が波打ち、いろんな色に見えちゃいます。

6)最後に
とりあえず200円でヘリコイド式ピント調節機構付き望遠鏡が簡単にできました。
性能は期待値以下だったので、月でも見てから、その辺の子供に500円くらいで売りつけることにします(笑)



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