星空つづり

星空・天体写真などの記録を綴るブログ

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2009.12.04 Friday

双眼装置っぽい画像

天体写真の立体視画像って、普通の景色の立体画像撮影手法では実現できず、オリジナルの画像に作為的に手を加えないと実現しません。
作り物とはいえ、以前から立体画像には独特の楽しさを感じたきっかけは、1年以上前に購入したNASA画像を使った立体視天体写真の本でした。
立体視画像を作るためには、かなりの手間を入れないとできないことはなんとなく理解していました。撮影地で時折お世話になるこちらの方のブログでは、最近大変素晴らしい立体視画像を作成されていまして、私も触発されてしまいました(^^;
手の込んだ処理は全くできていませんが、試験的?に作ってみました。

まずは、双眼装置で見た月っぽいやつです。たまに覗かせてもらう双眼装置での月は、不思議なのですが本当に立体的に感じます。「ほとんど無限遠の対象を、さらに一本の鏡筒で覗いて(視差がないのに)立体に見えるはずがない!」なんて私も最初は思っていましたが、どっこい空間を体感できるほどの不思議な像なのです。脳内レジスタックスが起動してるのでしょう(笑)

下の画像は10分のインターバルがある月の画像を横に並べただけです。10分では3Dの効果はないと思われますが、とりあえず交差法でみてください。
眺めるコツは、モニターから近づきすぎないように適当に距離をとり、なんとなく寄り目にする感じでしょうか。



そのままの画像ではシャープ感があまりないですが、どうです? 不思議なことに画像がえらくシャープに見えませんでしたか? 双眼装置でも同様のことが脳内で起きているために、非常にシャープ&空間的に見えるのだと思われます。

次は、馬頭星雲です。双眼装置などでみるような対象ではありませんが、お遊びで作って見ました。同じく交差法です。完成度は低いです立体馬頭星雲をお楽しみください(^^;



ちなみに、この馬頭星雲、左側の画像はオリジナルの画像です。右側の画像にスタンプツールなどで星をずらすなどしてちまちま手を入れて作りました。

最後に黒眼銀河です。ソース画像がいいものではないですが、左側は無修正です。
作法は馬頭とは異なり、銀河が斜めに立体化するよう右側画像を加工したつもりです。
加工方法は左側と同じ画像を右側に貼り付け、銀河部分の選択範囲を新規レイヤーとした後、遠近法(画像の四隅で拡大縮小できるコマンド)で銀河の中心から左と右の伸縮が逆方向になるよう処理しています。その後恒星を再配置したって感じでしょうか。



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