星空つづり

星空・天体写真などの記録を綴るブログ

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2009.11.09 Monday

M42のHαRGB合成テスト

前回の新月期以降、撮影に出かけないで暇をもてあましていたので、またまた前回撮影したM42を処理して遊んでみた。
今回の処理は、明らかに露出不足のHα(482秒露出)一枚物をL画像にして、RGBに600秒露出したものを使用し、L(Hα)RGB合成してみた。

前述のとおりL画像に使用したHα画像が(ガイド流れで途中やめにしたため)明らかに露出不足なのと、一枚物ということで、陳腐で小汚い画像になったが、Hα画像をLにしたときのコントラスト確認と言うことでご勘弁を。

<M42/M43のHα+RGB合成画像>
M42_Hα+RGB合成

<参考:600秒露出の同程度に処理した通常のRGB画像>
M42_RGB

LRGB合成では、単純なRGB画像より、一般的に言われるように仕上がり時点で彩度が落ちる傾向にあるが、それはそれとして、M43やM42の中心部のコントラストがまるで多段階露出合成したように白飛びが少ない全体的に頃合いのよい画像になる。
反射星雲部分の青い星雲部分は、さすがにHαをL画像にしたためにかなり控えめな写り込みの様子。

もっとも良い効果だと思ったのは、Hα特有の星像の小ささだろうか。恒星が肥大することなく処理できるのでこれは大変嬉しい。

Hαも十分な露出&コンポジット枚数があれば、L画像はもちろんのこと、R画像との比較明合成なども加えて処理してやれば、赤モノはかなり強烈でスッキリとした画像に出来そうだ。


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