星空つづり

星空・天体写真などの記録を綴るブログ

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2009.11.03 Tuesday

タイル(モザイク)合成ソフト


特に今のところ何に使うと言うこともないが、先日PhotoShopの最近のやつに天体写真で言うモザイク合成ができる機能があることを教えてもらい、あんな機能が手元にあったら遊べるだろうなと気になっていた。
いつも使っているフリーのフォトレタッチソフトGIMPもタダの割にはありえないほど優秀だと思うのだが、高価なソフトにはやはり及ばない点も多く、パノラマ写真などを作成するようなタイル合成が簡単にできるようにはなっていない。世界中探せばもしかしたらScript-Fuなどで提供されているかもしれないと思い探してみたがちょっと根負け。

ってなことて、ちょっと矛先を変えて単独フリーソフトで探してみたところ、あのMicrosoftさんからフリーで手に入るものを発見。(Microsoft Image Composite Editor)
とりあえず遊ぶには十分で、縦でも横でも斜めでもよいらしいのだが、複数の連結可能画像をドラッグ&ドロップで落としてやれるだけで勝手に合成してくれる。
合成モードも3種類ほどあるようで、レンズのひずみに合わせて連結合成したり、逆にレンズのひずみを矯正して連結合成したりもできる。
出力ファイルフォーマットはJPEGのほかPNG,TIFF,BMP,PSDなどに対応しているよう。

ICE

天体写真など空だけの状態の合成は出来ないかもしれないが、地上風景を写し込むような星景写真であれば、うまく合成できたりするかもしれないし、月の拡大撮影や天の川などならいけるかもしれない。今回は月以外の天体写真で合成に使えるソースがなかったので試しきれていないが機会があればやってみたい。

昼間の写真では、露出がさほど大きく異ならなければ継ぎ目もうまくボカしてくれてなかなかおもしろい。
ただ、極端に露出の異なるものの場合(上のアプリケーション画像の露出オート撮影による右端写真がそうなのだが)、とりあえずは無理やり合成してくれるものの、さすがに継ぎ目がボカシしきれていなかった。
また別のテストでは、ピクセルサイズの全く異なるものではうまく合成してくれたが、レンズ焦点距離(拡大率)の大きく異なる画像ではエラーが出て合成してくれなかった。

▼横浜みなとみらい2枚撮りをMS-ICEで合成
みなとみらい

下の月の合成では、3枚を合成しているのだが、真ん中の「コペルニクス」が写っている画像のトーンだけを明るめに触っていたにもかかわらず、合成するとトーンが平均化され自然な感じで合成されている。ただこの補正機能、微妙なトーンを表現している天体写真には注意が必要かも知れない。

▼月面3枚(LPIで撮影)を合成


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