星空つづり

星空・天体写真などの記録を綴るブログ

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2009.06.18 Thursday

Astro50Dの冷却検証

一昨日室温28度の環境で冷却能力をテストしたレポートをしたが、その中で気になっていた温度計が示す「センサー温度」の検証を「冷蔵庫冷却」で追加検証してみた。

一昨日の冷却能力テストでは、外気温28℃に対して、センサー温度が4.7℃に冷やす(対外気温約-25度)ほどの能力ということだったが、そもそもセンサー温度が正確な温度なのかどうか疑ってかかっていたため、冷蔵庫で実際にカメラを冷やして検証することにした。

冷蔵庫で、1時間ほどかけてゆっくりカメラの温度を下げ、10℃で安定した後、今度は冷凍庫に放り込んだ。
5℃を少し切ったあたりで、庫内で15分露出を開始。
冷凍庫ではガンガンに冷えていくため、4.5℃〜5.0℃の間を保つように、冷蔵庫の電源を入れたり切ったりしながら温度を調節した。

さて、まずは一昨日お見せしたカメラの冷却機構で冷やした4.7℃のダークをもう一度見てみよう。


次に冷凍庫冷却によるほぼ同温度のダークを見てみよう。


画像の大きさが異なるのはカットの大きさが異なるだけで、どちらもピクセル等倍である。
画像処理は前回と同じ処理を行った。

どうだろう、何となく同じ感じ? というより冷蔵庫冷却より若干一昨日のノイズの方が明らかに少ない気がする。
とにかく、実際にセンサー温度が同じ状態であれば、自然冷却でもカメラによる強制冷却でも十分に同じが、それ以上の効果が出ているようにみえる。
まんざらAstro50Dの示すセンサー温度も変な温度を示している訳ではなさそうだ。結果から推測するとセンサー温度はペルチェ冷却した廃熱が、若干高めの温度を示すような影響を及ぼしているのかもしれないくらだ。つまり実際にはもっと冷えている(-25℃以上)可能性があるのかもしれない。

それにしても、冷凍庫は危険だ! 外側だけでなくメモリーカードまで結露していた。カメラを取り出してすぐに乾燥レベル最強で稼働させた防湿庫に戻してやりました。

明日は初めて天体撮影に使用する予定だが、センサーまで結露してないことを祈ろう(^^;

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