星空つづり

星空・天体写真などの記録を綴るブログ

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2008.12.16 Tuesday

Canon EOS 50DのISO感度による画像比較

EOS 50Dのノーマル機を入手した。使用できるISO感度が40Dと比較して標準使用領域でこれまでの倍のISO-3200となっている。また、拡張領域ではこれまでの4倍のISO-12800となった。
早速、画像・ノイズの状態を確認するため、主な感度での撮影を行ったので並べてみた。
外気温度は約5℃、鏡筒はケンコーのSE250N改+パラコアで推定焦点距離1320mm(f/5.3)、露出はいずれも10秒である。対象はカペラである。
カメラの高感度ノイズ除去オプションはオン、長秒露光ノイズ除去オプションはオフにて撮影した。
若干光軸がずれているのは恥ずかしいがご勘弁を。
各画像は縮小しているが、各画像右下にカペラ周辺のピクセル等倍を、左下にちょっと暗い部分のピクセル等倍を貼り付けている。















さて、撮影してみてだが、私の腕で後の画像処理でカバー仕切れそうなレンジは標準使用領域最高感度のISO-3200だろうか。
コンポジットもそこそこにするなら、ISO-1600までだろうか。

ISO-1600を超えたあたりから14等台の恒星が多数写り込んでおり、それ以上の感度を出したからと言って、特により暗い星が写っている形跡はない。写り込む星の状況とノイズの状況から見て、ISO-1600を通常使用の感度として使えばよいかもしれない。

40Dの通常使用の感度上限を私はISO-800としていたので、50Dではワンランク上の感度が使用できる印象だ。

ここで悩んだのが、天体用改造。40Dと50Dの2台のノーマル機を手にして、どちらをどのように天体改造するかだ。
いずれにしても、このようなマシンをキスデジのように自分の手で気軽に改造するのは避けたいし、カメラレンズで同焦点が出せるようにもしたい。つい先日、金を出してまで改造する意味について判らないと書いたが、なんとなく判った気がする。フィルターを排除するだけでは、強烈な赤かぶりが発生するのでその対策もしたくなるのが人情か。
というわけで、どこかに改造依頼をすることになるが、現在、50Dの改造はSEO-SP2,SEO-SP2Eだけ。改造に使用されているフィルターはUIBAR-気里茲Δ澄
一方、IDASのAP改造のほうは、UIBAR-気茲螢丱鵐匹より狭く、青かぶり赤かぶりの低減効果がさらに期待できる最新のUIBAR-兄斗佑任硫造を40Dでならやっている。
ほぼ心はIDASでの40D改造に決まっているが、感度に有利な50Dの改造も捨てがたいものがある。どちらを出すかは、もう少し悩もう。

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