星空つづり

星空・天体写真などの記録を綴るブログ

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2008.12.10 Wednesday

ローパスフィルター除去改造機とノーマル機の比較

以前にキスデジのローパスフィルター除去改造を紹介したが、実際に同じ対象のものを同じ条件で撮影し比較したことがなかったので先日やってみた。

今回は、バラ星雲を以下の同条件で撮影した。
画像処理は、どちらも自動ホワイトバランスを適用し、同サイズへの縮小とコントラストを10%だけあげたのみでダークも引いていない。

・撮影鏡筒 Zenithstar 66mm SD APO + 0.8x reducer(fl=310mm f/4.7)
・露出10分 ISO感度800
・フィルター装着なし

<KissD ローパスフィルター除去改造機>
kissD改造で撮影したバラ星雲

<EOS 40D ノーマル機>
ノーマル40Dで撮影したバラ星雲

印象としては、改造機の方が確かによく写っている。
しかし、ノーマル機もなかなかがんばっているという印象。
SEO-SP2などのフィルター改造を何万円も出してゴーストまで出るフィルターに改装してもらうことを思えば、やはり単純にローパスフィルターを自分で外して、LPS-P2などの相性のよいフィルターをかまして使った方がましではないだろうか。もちろん、カメラレンズでは無限遠がでなくなることは覚悟しなければならないけれど。
実際ピントがノーマル機と同焦点で合うこと以外に、天体専用フィルターへの改装とは何のメリットがあるのかよくわからない。

ともあれ、キスデジでは10分くらい露出すると右端の方から熱かぶりしてしまうので、ピッタリあったダークを引かないとフラットな画像にならないというそもそもの難点がある。(上の画像で右端が少し青みがかっているのが熱かぶり)

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