星空つづり

星空・天体写真などの記録を綴るブログ

<< March 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

2012.01.08 Sunday

2011年購入で気に入っている書籍

天文関係の書籍、雑誌はともかくとして、手に入れた中でも、これは手放したくないな〜という本にあたるのはそうそうない気がする。

新年明けて、昨年買った本の中で、自分なりに側に置いている書籍を紹介。
もちろん、昨年より前に買った書籍で気に入って側に置いている書籍もあるが、それは今回は除外。あくまでも2011年購入分。



▼天文マニア養成マニュアル
発行所:恒星社厚生閣、編:福江純
夏頃だったか図書館で見かけてこりゃおもしろかったので、アマゾ〜ンで購入。
身近な地球・太陽から宇宙の話題、望遠鏡のことまで幅広く書かれている。
学校の先生方がそれぞれの分野で執筆されたものをうまく編纂しまとめ上げている。
内容的にさほど難しくはないが、やさしくわかり易い説明が難しい分野でも、さらりと理解できるように編集してあるところが気に入った。
分かっていることでも、他の人に説明するとなるとこういう文章や説明がいいんだな〜と感じさせる一冊。

▼はじめての星空ハイキング
コプティック星座館発行。他の仲間が買うというので一緒に乗っかり購入。
以前、T#さんが持っているのを見たことがあったが、これは本当に眼視したくなる一番のガイド本かもしれない。経験に基づいた簡易でかつ的確なガイド。対象もムリがない。
とはいえ、まだフィールドでは活躍させていないので、じっくりこなしてみたい。

▼わかる!星空の楽しみ方
展転社発行、唐橋新哉著。神話監修は森田寿緒(神話研究家)。
入門書ではあるが、主な星座の神話がそれぞれに結構詳しく完結するように書かれているところが気に入ってよく見ている。

▼光学機器が一番わかる
技術評論社発行、福田京平著。
特に天文に特化している内容ではないが、光の基礎、色と発光のしくみ、幾何光学、光学素子、光学技術、光学機器に関してそれぞれ章立てされて解説されている。
天文関係でいけば、光、レンズや反射鏡の特性・収差、デジタルカメラ、液晶パネルなどの部分も詳しく&わかりやすく解説されている。

▼マイコンが解く天体の謎
誠文堂新光社発光、中野主一著。
これだけは中古本。それもかなり古い。
ターゲットがFM-8やPC8801あたりなので、パソコンをマイコンと言っていた終盤の頃の本。
天文計算をマイコン(BASIC)でやろう的な内容。天文計算の解説やソースコードもバリバリ掲載されていて素晴らしい。
星図のプロットや惑星軌道図などもやっている。解析して自分なりにやってくとかなりおもしろそうだ。


2011.12.25 Sunday

懐かしい雑誌「UFOと宇宙」

今日、年末の掃除の副産物で、家族の大量な漫画本を古本屋に処分しに行ったときのこと。
買い取り査定中に、ふと見た棚に、すごく懐かしい雑誌を発見。ユニバース出版社の「UFOと宇宙」だ。棚には1978年のもの10冊くらいあっただろうか。
自分がまだ小学生だった頃に、毎月買っていた雑誌で、宇宙の話題よりもどちらかといえばUFOメインの雑誌。今なら買わない種類の雑誌だけど、小さいときはこんなネタが好きだったな〜
UFOという話題は別として記事が真面目に書かれていて文字が多く、同系列っぽい雑誌ムーをさらに難しくしたような感じで、あまり子ども受けはしそうにない内容だったようだ。



この雑誌、だた、懐かしいだけなら買わないところだが・・・

この雑誌の読者コーナーに、アホなイラストを投稿して掲載された記憶があった。まさに人生初投稿初採用というわけだ。
数冊の表紙だけをチェックして、この1978年10月号の表紙を見たときに「これに違いない」と感じて、読者コーナーを見ると、やはりそこには自分のイラストがあった。懐かしの再会だ。
こりゃ買わないわけにはいかない。

小学生の頃のイラストなので、笑うしかないが、再会記念に貼っておこう(^^;





2011.11.20 Sunday

中野繁氏著「四季の天体観測」(昭和40年初版)

今日買った古い書籍の紹介。

中野繁氏著 誠文堂新光社発行の「肉眼 双眼鏡 小望遠鏡で 四季の天体観測」(昭和40年初版)

今日たまたま立ち寄った古本屋で見つけたので購入(400円)、購入したのは昭和41年に刷られた第2版。それでも45年以上前のもの。

中野繁氏の名前だけ見て中身の確認はそこそそに買ってしまったが、期待どおりなかなかよい本です。
双眼鏡、5センチ、8センチ、10センチ程度までの小望遠鏡で観ることのできる天体を中心に口径別の見え方を交えて紹介されてます。

紹介天体はさほど多くはないものの、各月ごと、見頃の星座に分けて、たいへんわかり易いうえ、中野氏の書籍の特色である重星の見え方はしっかり書かれています。

なにぶん古い本ですが、大事にしたくなる一冊になりそうです。



2009.10.01 Thursday

ハーシェル天体ウォッチング

久しぶりに大型書店に立ち寄ると、ちょっとおもしろそうな天体ガイド本を見つけたので、思わず買ってしまった。
地人書館から出版されている「ハーシェル天体ウォッチング」である。

この本は、これまでのガイド本とはひと味違う「ほんの少しマニアックな天体」を対象とした【眼視中心】の解説本で、ただ読み進めるだけでも結構興味深い。250ページほどの本だが値段も2800円+税とイカしている。
洋書からの翻訳本で、著者は有名な洋物天文雑誌 Sky and Telescope の編集人らしい。

内容としては、天王星を発見したことで有名なウィリアム・ハーシェルが自作の望遠鏡で探索・カタログ化して発表した天体のうち、比較的捉えやすい160余の星雲星団について、ハーシェル自身の天体紹介の文言と共に解説されている。
なお、天体の位置を示す星図などは記載されていない。

たまに眼視観望していて、ふと何を見ようかなと思うことも多々あるあるのだけれど、そんなときにぜひ現地にもっていって参考にしてみたい。


▲top