星空つづり

星空・天体写真などの記録を綴るブログ

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2010.07.19 Monday

梅雨は明けれど

三連休に向けて良いタイミングで梅雨が明けてくれましたが、夜空の方はいまひとつ雲が多く撮影釣果が確保できず残念なことになりました。

写真は7/17に撮影した北の空です。
短い晴れ間に撮影したコマを使って比較明合成したものです。
低空にはいやらしい雲があります。こいつが全天を覆うように邪魔をしてくれてました。
うっすらとですが、カシオペアからはくちょう座方面に広がる天の川も見えています。

ISO-1600 30sec x 16 / Sigma8mm F3.5 / LeeSoft#3
岡山県吉備中央町岩倉公園にて


2010.07.07 Wednesday

スコープクーラーの製作

シュミカセ(C8)の外気順応を早くさせるための送風機を以前からぼちぼち製作してましたが本日最後の部材を取り付けてようやく完成。
K光器さんからもスコープクーラーという名前で販売されてますがとても私のお小遣いではしんどいっちゅうことで、できるだけありあわせの部材で作ってみました。

まず近所の電子パーツ屋さんで12Vで出来るだけパワーのあるファンを購入。100V-12VのACアダプターは以前から転がっていたものを流用。
もちろん、現場で12V駆動が主体ならシガープラグかなんかで直結してもよいですね。

電動ファンの大きさがカルピス500mlのパックにピッタリだったので、まずそれにはめ込んで側を補強。それを1リットルのペットボトルに押し込んで固定。
電源プラグを取り付け、ペットボトルの口のネジ突起をヤスリでそぎ落とし、そこに主鏡バッフルより長めに切断した内径25mmの塩ビパイプを取り付け。完成。



望遠鏡への取り付けは、ドローチューブのリングをすべてはずした状態で突っ込むだけ。塩ビパイプとバッフルの周りには少し隙間があるので、排気は適当にやってくれます。

制作費はACアダプターを除いて1000円くらいかな。

実際作ってみて思ったけど、塩ビの先からはやんわりとエアーが出てるのを感じる程度。ないよりマシか〜と思わざるを得ない(^^;


2010.07.06 Tuesday

さそり座の散光星雲IC4628

なんだか星空がだんだん恋しくなってきた今日この頃(^^;
一ヶ月ほど前に撮影したやつだけど、あまりにも撮像が期待ハズレだったので処理をする気になれなかったIC4628を処理してみました。
撮影した日は、すばらしく透明感のある空だったのに、散光星雲の割には低高度の対象を狙ってしまいちょっと後悔もしてたっけ。

まずは天体の場所確認から。
下の星図の赤い円のあたり。ちょうどサソリのしっぽの付け根かな。
撮影地での南中時の高度は14度。めちゃくちゃ低くもないけど、相手が散光星雲ではやっぱムリムリ感満載です。おまけに縦構図で狙ったもんで、高度の低いところでは浮き上がりによるもなのか星像が流れてしまってたし・・たぶん二度と狙わないだろうな(笑)




<IC4628 The Prawn Nebula>
2010.06.09 22:07-
FSQ-85ED / Astro50D
Hα/ISO-1600 15min x 6、RGB/ISO-1600 10minx2
RにHαを60%加重平均合成後HaをL画像に使ってLRGB合成
短辺いっぱいに合わせて正方形トリミング




直訳で海老星雲のこいつ、ちなみにAPODではこんな画像でした(^^;

2010.07.04 Sunday

iPhoneで望遠鏡制御

Starmap Pro を使うためにiPhoneに乗り換えしたことは以前ブログで紹介したが、そん時以来気になっていた望遠鏡制御機能について調べてみた。

Starmapのサイトに、実際望遠鏡を制御している紹介ビデオがあるので、眺めることが出来ます。

下の方の文章を見ると、Equinox6という星図ソフトしか対応してない感じ。んで、このソフト、MacOS上のソフト。iPhoneからの遠隔操作となるとアドホックモード(無線ルータなどの固定アクセスポイントが不要でWifi機器で直接やりとりできる)でのWifi接続で実現できるものの、MacPC必須なわけ。
う〜む、これじゃ、わざわざiPhoneで操ろうかという気分にはなれないですね。ざむねん。

iPhone単独での望遠鏡制御をやりたいなら、現状ではSkyVoyagerと望遠鏡直付けのWifi機器SkyFiとの組み合わせでやるしかないみたい。

SkyVoyager+SkyFi:どっかのおっさんが自宅でデモってるYouTube動画

ところで、このSkyVoyagerって星図ソフト、結構動きがカクカクしてなんだか今ひとつ。Starmapの快適な動きになれてるとこのソフトちょっとツライな。

ちなみに、シリアル-Wifi変換の安価な装置ってあまり世の中にはないもんですね。・・・たまたま今日付けの新着製品に日新テクニカからモジュールが6980円で出ています。(追記7/5:問い合わせたところモジュールはアドホックモードには対応していないとのこと)
別にiphoneや赤道儀がどうのこうのではないけれど、ちょっと気になる製品です。

2010.07.04 Sunday

比較明合成ソフトSiriusCompにダーク減算付き動画作成機能追加

比較明合成フリーソフト SiriusComp をバージョンアップしました。

今回は、従来の比較明合成処理に動画作成機能を付加しました。
JPEGから比較明合成する際、ついでに動画も作成できれば作業的には一石二鳥ですよね。
ましてや動画の各フレームは、ダーク減算処理したものを使用するほか、動画サイズへのリサイズは高品質双三次補間で行っていますので、画像品質の非常によい動画を作成することが出来ます。



付加した動画作成機能ですが、次のような機能・設定・制約を含みます。
1)比較明合成処理でダーク減算する場合は、動画フレームもダーク減算(通常ダーク減算、エンハンスドダーク)したものを自動的に使用します。
2)作成する動画は、フレームレート(1〜30コマ/秒)を設定することが出来ます。
3)作成できる動画のサイズは、FullHD相当サイズの1920x1080(16:9)とDVD相当サイズの720x480(9:6)の2種類です。
4)動画形式は、圧縮設定(コーデック)が「全フレーム(未圧縮)」のAVI形式のファイルです。
5)動画作成はあくまでも比較明合成のオプションであり、単独での使用はできません。
6)動画作成を行う場合は、比較明合成処理単独で使用するよりも処理時間が2倍近くかかります。

ダウンロード、詳細はSiriusCompダウンロードページからどうぞ。

2010.06.29 Tuesday

SSAGの空冷改造(最終)

オートガイダーOrion StatShootAutoguider(SSAG)を以前空冷改造の前段階をやりました。
<関連記事>
放熱改造:http://astro.phaku.net/?eid=1291678
放熱検証:http://astro.phaku.net/?eid=1291679

今回は、その最終、空冷ファンの取り付け。
まずUSBバスパワーで動かすために5Vで動作する小型ファンを購入。
次にファンのサイズに合わせてSSAGのケースに穴あけ加工。さらに、吸気させるための丸い穴を側面に二ヶ所あけた。また、基盤の一ヶ所に電動ファンのコードを通すための穴を貫通。
電動ファンの電源接続は、USBのコネクタがくっついている部分にテスターを当て、PCにつないだ状態で5Vが来ている場所にはんだ付けしただけ。



下はケースをはめ込んだところ。以前取り付けた放熱板が見えている。


ファンを放熱板に接着して完成。


さて、恒例の検証作業。
SSAGをPCに接続し、PHDGuidingにてキャプチャーさせた状態で、まずは、吸気穴近くの温度を計測。しばらく待つと温度は、25.9度(ほぼ室温)で安定。


次は排気側の計測。電動ファンの排気付近にセンサーを設置して計測。
5分ほどで27.2度で安定。


というわけで、検証の結果、吸気・排気の温度差は1.3度。
これで実際の像にどれほど好影響があるかはわからないが、とりあえず放熱はしてくれていると見てよいかな。

昨年の3/29、SSAGを購入した際、ミザール付近で撮像し、限界等級を調べているので、外気温の都合で同じ季節に撮影してどれほどの効果があるか、機会があれば検証してみたい。


2010.06.27 Sunday

CANP'10行ってきました

6/26-27にかけて、西はりま天文台公園にて行われたCANP'10に参加してきました。
天体写真の画像処理、機材など皆さんの奥深い知識や経験の一端を少しでも吸収出来た・・かな??
ともあれ賑やかな夜の部も含めてとっても有意義な会合でした。

参加されたみなさん大変お疲れさまでした。
私は一番後ろで会計仕事しながらだったので、部分的にセッションに集中できないこともありましたが、とても楽しく参加させて頂きました。



来年は関東開催ですが、都合が合えばぜひ来年も参加したいです(^^)

2010.06.25 Friday

さじアストロパーク

先日所用にて鳥取県の「さじアストロパーク」に立ち寄ってきました。
岡山県の上齋原(人形峠)スペースガードセンターから峠一つ越えて40分くらいだったでしょうか。
さじ天文台は口径103センチの望遠鏡があることは知っていましたが、サブ天文台という貸切の宿泊施設(定員6名〜8名)が4棟あり、どれも1棟29000円で借りることができるようです。
サブ天文台には、それぞれ設置してある望遠鏡が様々で、40センチ反射、31センチ反射、15センチ屈折など設置されています。
家族や合宿とかで借りると楽しそうですね。

山陰地方で持ち回りで行われている星祭り、「Sun-in星の集い」が、今年はここで9月に実施されるようです。



ところで、帰りに腹ごしらえをして帰りました。
たまに撮影に行く途中に立ち寄るお店で、岡山県赤磐市吉井の「つるや」です。
新エビ天丼っちゅうのが新メニューであったので注文(ついでに安くてうまいラーメンも)してみたら・・・すげぇー・・・これで800円でおつりが来ます。
安くてうまい「つるや」大〜好きっす!



2010.06.21 Monday

天体写真・活動展示会を開催します

所属クラブ「岡山アストロクラブ」(会員数35名)のイベント案内です。

8月11日から22日までの期間(一部休館あり)、岡山市北区伊島町にある「三学ぱる岡山」内の岡山県立生涯学習センター交流棟1F展示コーナーにおいて、「天体写真・活動展示会」を開催します。

会員の多くが何ヶ月も前から準備してきたイベントです。
広い展示会場に100を超える展示を行う予定です。
展示には、会員がこれまでに撮影した天体写真や、天体写真の撮影方法、天体望遠鏡の選び方、四季の星空案内、10万分の1スケールの惑星モデル、岡山県内・近隣の天文関係施設紹介やそれらの施設パンフレット、クラブ活動の様子や機材紹介、望遠鏡の展示などがあります。

また、三学ぱるの敷地内併設の岡山県立児童会館プラネタリウムと協力し、期間内に、プラネタリウムコラボ観望会と称して、プラネタリウム観覧&天体観望会も同時開催する予定です。(無料、要予約)

展示会で宇宙への夢を膨らませ、プラネタリウムで星の世界に浸り、天体観望で宇宙の広さを体感してみませんか。

なお、プラネタリウムゴラボ観望会の予約受付先、参加条件などの詳細は別途岡山アストロクラブのトピックスでご案内する予定です。

ご家族、お友達などお誘いの上ご来場ください。



2010.06.15 Tuesday

網状星雲西側(NGC6960)

はくちょう座の網状星雲(西・北西部分)です。
ベール星雲なんて呼び名もあります・・・そっちの方が好みだなぁ。

無理やり処理しただろう!って感じでいまいちですが、空のコントラスが悪かったので仕方おまへんがなぁ〜、んでもモヤモヤ〜はそれなりに。

世の中はすっかり梅雨に入っちまいましたが、網状は梅雨明け以降でもしばらくは撮影しやいので今シーズンまだまだやれますぅ

ちなみに眼視だと・・・まったく見えませんので(^^;

<NGC6960:網状星雲西側>
2010/06/11 01:19- @Hattouji,Okayama
FSQ-85ED 主焦点撮影(fl=450mm)
Astro50D / ISO800 12min x 5



網状星雲の位置・画角は赤い四角の枠ですぅ


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